
Voice
体験者さま/弁護士の先生の声
感謝の気持ちを込めて、体験者さま/ 弁護士の先生の声を掲載させていただきます
体験者さま
これまでに体験された方より
シェアされたご感想です。
Aさん
〜面談をしてみて〜
一番大きいのは、前は自分がどうして不安なのか、何がまずいかとか自分で考えたことはあったけど、それを実際に、何が原因かを一緒に考えて直したりしていくのは、自分の考えだけだとうまくいかなかったから・・。
そこが話し合って一緒に考えてくれたりすることで、考え方も根っこの部分が良くなったというか、前向きになった、ていうか。
それがあるから、たぶん、だんだん自分だけで考えるとき、自分の考え方も良くなったり。
そこが良くなると、それがだんだん身についてくると、行動のしかたも変わってきたし、それで、できるようになったことが増えたりすると、自分ががんばった、ていう気持ちになるから、ちょっとずつだけど、歩いてきている感じがして、良かったと思います。
自分だけだとどうにもならないから、誰かに助けてほしいというのがあって、でも誰にも助けてと言えませんでした。
自分の力で立っているという感覚はなくて、迷子になっている感じでした。(面談では)うそつかなくてもいいと思った。
自分の言葉で自分を表現できるようになりました。
来れば、一安心、ていいうか、雨宿りしに来ていました。
人と比べて自分ができていないことばっかり、そういう自信がなかったけど、今は自分の選んだものが選択自体が間違ってなかったていうか、これでいい、という部分があるから自信がある。
この1年で見つけられました。
意外と自分もできていることがあるっていうか、考えたりやったり間違っていない、前向きになっている、良い部分もあるんだなということが分かって、間違っていなかったんだなっていうのが分かって、最初は迷子だったし、とりあえずかけこんで、前向きになりたいとか、そういう気持ちが見つかったし、今はちゃんと成長できている実感があります。
普段の生活では、お金の使い方が変わりました。
そこが変わっていくと、自分の中で気づいていなかったけど、問題だったから・・。
そのほかにも、ちょっとずつ良くなって、以前は、寝る時に色々考えて、明日からどうしたらよいか分からない、働かなきゃいけないからとりあえず寝なきゃという感じでしたが、今は、一日やることやって、終わることなくても、明日計画だてられるようになりました。ちゃんと終わらせているから寝られるようになりました。
〜今の自分に一言〜
「大丈夫だよ!」
Bさん
〜面談をしてみて〜
親にも友達にも、職場の人にも言えなくて、どこに言ったらいいのかなって、思っていました。
そんな生活の話ができました。
第2の居場所があるって、いいですよね・・、すごくいいです。大事ですよ(笑顔)。
Cさん
〜面談をしてみて〜
まずは安心感と信頼できる人と出会えました。
一緒に過ごしていて楽しく、遠慮せずに話ができ、きいてくれます。
身体がしんどくてぼーっとしていたとき、やさしい、安心感がありました。信頼できる。
言葉を選ばなくていいというか、かっこつけなくていいというか、本心を言える、安心感が一番。
一番しんどい時に、佐藤さんに会いました。
その時、手探りでやっていて相当困っていました。
社会資源の人たちとのやりとりが、対処の仕方や行動が早くて、とにかく迅速にいろんなことにつなげてくれて本当にありがたかったです。
それでほっとして安心感が出て、何か悩んだり困ったりした時は、何でも相談すれば解決方法を見つけてくれる人だと思いました。
佐藤さんに会っていなかったらしんどくて田舎に帰っていたと思います。
以前と比べたら、全然気持ちが違って食欲もあるし、しんどさも改善してきて、だいぶん落ち着いてきています。
今の生活の継続ができてよかったです。
いつかは佐藤さんから離れていくかもしれないという不安感もありますが、また困ったりしたら相談しようと思います。
弁護士の先生から
協働で活動している弁護士の先生方からのご意見です。
浦﨑寛泰先生
佐藤香奈子さんには、私が代表をしていた弁護士法人ソーシャルワーカーズで、2年間、法律事務所所属のソーシャルワーカーとして活動していただきました。
「法律事務所所属のソーシャルワーカー」という活動は日本では一般的ではなく、イメージを持ちにくいとは思いますが、佐藤さんには、所属弁護士とともに、多種多様な事案で活躍いただきました。
たとえば・・・
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債務整理の進行中に依頼者の精神状態が悪化し、打ち合わせも難しくなったため、医療機関の紹介、自立支援医療申請支援などのサポートを行い、無事破産申立・免責に至った。
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浪費が原因で多重債務・自己破産申立てに至った事案で、破産管財人より浪費防止プランの提出を求められたため、家計の振り返りや改善プランの試行錯誤を経て、支援計画書を作成し、破産管財人に提出した(のちに裁量免責となった)。
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振り込め詐欺の受け子の刑事弁護の事案で、被告人には何らかの障害が疑われたため、保釈後に、精神科受診、心理検査などの調整を行い、その結果を踏まえて、本人及び家族と定期的な面談をし、就労支援なども行った上で、更生支援について法廷で証言。検察官は実刑求刑であったが、執行猶予判決となった。
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弁護士が保佐人をしていた事案で、ご本人(一人暮らし)の認知症状が進行し、公的な介護保険サービスの導入が必要になったため、医療機関の受診同行、地域包括支援センターへの相談、介護保険の申請、訪問看護サービスの導入などをサポートした。
以上は、佐藤さんが法律事務所所属のソーシャルワーカーとして活動した具体例のほんの一部に過ぎませんが、債務整理、刑事弁護、後見事件等々、分野を問わず、多岐にわたることがご理解いただけると思います。
このたび、佐藤さんが、オフィスヒラソルとして独立型のソーシャルワーカー事務所を開設されたことで、より多くの専門職(特に弁護士の皆様)に、ソーシャルワークを実務に活用いただくことができるようになりました。
お困りのケースがございましたら、ぜひ、佐藤さんにご相談ください
ソーシャルワーカーズ法律事務所 代表 弁護士・社会福祉士 浦崎寛泰
林信行
先生
ご相談の事案を含め、いくつかの案件で佐藤さんとご一緒しています。
生きづらさを抱え、支援が必要なご本人のみならず、そのご家族にも関わって下さり、大変助かっています。
佐藤さんのおかげで、ご家族とのコミュニケーションも増え、弁護士目線とは異なる視点で、複眼的な対応が出来ているように感じています。
佐藤さんは、常に明るく、朗らかで、フットワークも軽いため、病院や支援機関との連携も構築しやすいです。
多くの困難な案件に応じる中でも、解決策を見いだそうとされていますので、弁護士の皆さんも一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
弁護士 林信行
研修体験者さま
対人スキルの向上などを目的に研修を体験された方からのご感想です。
Aさん
〜体験をしてみて〜
自分を出していくというところで、職場の制服を脱いでいる感じがあり、自分の考えを素直に出せる場です。
困っている課題に対して自分ではなかなかどうやって解決の糸口が見えづらいことに対して、みなさんの知恵を拝借して、こんなアプローチがあるなという見つける、落としどころを見つけるイメージがあります。
グループで話し合っていくその過程が大事で、ひとつのツールとして意見がいろいろ出て、いい意見が出せて引き出せる、そんな時間になっているように思います。
* 参加前と参加後を振り返って
人との協働が苦手、一緒に人と何かをするのが苦手、どうしても苦手でした。
(参加すると)みんなでわいわいやっておもしろいって感覚になりました。
みんなでこういうふうにわいわいやっていく、それが楽しいです。
横の並びとしてみんなでやろうというのは苦手でしたが、参加してみてそういうのが楽しかった感覚をもてるようになりました。
自分が人の意見をつぶしまくって、自分の意見だけを前に進めると考えた場合、あんまり楽しくない。そうなっちゃうと、チームで動いているときってみんな楽しくやりたい、楽しいというのがベースになっていることに改めて気づきました。参加を機にみんなも楽しもうというきっかけにしたいと思っています。
参加当初は、チームで動く重要性にピンときていませんでした。
職種でチームで動くというのは、考え方やベクトルというところでいうと、みんなでやっていくのに方向性をきめなくてはならないということに参加を重ねることで気づきました。
この時間は、人の良いところをみていくのと引き出す、それを見られるのが楽しいです。
スタッフ同士の、仕事の中ではみられなかった楽しさだったり気づきがありました。
参加するみんなでその楽しさに気づいた感じでした。
そうなると、仕事に対する気持ちが前向きになる、さらに良くする点が出しやすくなる、意見に対してポジティブにとらえるとさらにひとつの意見がひろがっていきます。
みなさんに均等に意見が出ると、場として要はベクトルがあっている。熱量が一緒。だからこそ意見が出るし最初の土壌ができたこそ、空気がいいとよい意見がいっぱい出そうです。
普段話ができない、苦手な人も意見が出せる。そうなると自由に出せて前向きな発言ができて、最終的には働きやすさにつながると感じています。
Bさん
〜体験をしてみて〜
仕事上の悩みも出たりして、マイナスじゃないところに方向を向けてこんなのどうですかと意見を出す。1回目の研修から楽しかったです。
話すのは得意でしたが、改めて聴く技術ということがとても大切なことに気づきました。参加するみんなで考えていきながら、聴いてくだいて自分の意見を出すのが自然にできるようになりました。自分を出せる場になりました。
* お互いを理解する場
自分のことを人に話すというのは勇気がいることです。異動する人が多いと、お互いを理解する、新しい人とベテラン勢がお互い踏み込む機会になれると思います。
* 会議の進行に役に立った
会議の進行役をするとき、俯瞰してみられるようになりました。
進行が難航する会議で、全く発言しないスタッフもいれば発言するスタッフもいる中で、あえてまとめよう、収めようとすることをやめ、参加している内容と同じように、否定はしないけどその人には肯定するような配慮をしていくことで、会議で否定しないようにしていき、無理にまとめないということで余裕ができるようになりました。
Cさん
〜体験をしてみて〜
最初は何をするのかなと思っていました。
間違っていても話していいんだと思える、気を使わなくても話せる場です。
気持ちを前向きにする、プラスになる場所だと思いました。
職場では何人かとは話しますが、その人のことを知らなかったことを知られる場になり、印象が変わったと思うこともありました。
一人一人が持っている、自分が考えていた以上に、スタッフそれぞれがいろんなことを考えていることを知られる場になっています。スタッフのことを理解できるようになったと感じ、ストレスがちょっと違うように感じています。
* 自分のこころのことを言えた
時々、自分が行き詰まる瞬間があります。
本当に疲れたというときに、ぼーっとしていたいと人に言うことがありませんでした。
自分のこころのことをあの場だから言えた。
私、て意外に言えるんだと気づきました。相手に心を開くことで言えるか言えないかがわかりました。
* 参加してみて最近感じたこと
仕事をしていると行き詰まっていることもあって、参加を積み重ねて、心に余裕ができた気がします。
人と話すって大事だと改めて思っています。
* 家族への対応も変わった
怒っている時間よりも、他のところに目がいくようになった。
時間に迫ってという生活をしているので、早くしてよと言っていたけど、早くしてよと言わなくなりました。
* みんなで考える、解決することで良いこと
他者の話をきけて、ほかのアイディアがみつかる。自分ができなかった方法を、他の人から教えられる、他の人のやり方をききながら、そういうやり方もあるんだな、7人いれば7通りある。どれだったら自分ができるかなと思いながら参加スタッフの話をきいています。
* 参加してみての変化
今、参加している人はちょっとずつ気持ちが変わっているように感じます。
参加していない他の人も経験して、自分をみつけられる時間、前向きに何かを変えようと思える時間になったらいいなと思っています。
Dさん
〜体験をしてみて〜
ひとことでいうと、みんなで話し合える場所だなと思います。自分のことを困ったこととか、悩みにしても、仕事やいろんなことを相談したいことを気軽に話せる場。いろんな個人の本音や考えていることを知ることができる場になっていると感じています。
仕事で話をしているときに、(参加した時にきいた)こういう考え方を知っているので、それぞれが意見を出したりとか、見たりとかしているときに、悩んでいるんだろうなということも見えて、幅が広がったと感じています。
参加するスタッフの雰囲気が変わってきたなと思います。だんだん回を重ねるごとにリラックスしているなとか、場を和ませることがより増えたりなど、そんな一面が普段も感じています。劇的にはないけど、それでも連帯感が強くなったと思います。
パーソナルスペースというか、広がってきたように思います。それぞれ個で考えるところがあるから、チームというもので何かができるかというところにつながっていくのかなと感じています。
参加を重ねることで、自分を出せることによって、仕事や生活に自信がつく。
周りからの認められたり、まちがっていないんだと感じる、そうすると自信につながる、やりがいにつながっていくと思います。